日本で初めての行動分析学による共生の幼稚園(長野県 御代田町 軽井沢)

よくあるご質問

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Q 他の幼稚園とどのように違いますか?

A サムエル幼稚園は、日本で初めての行動分析学を用いたインクルーシブ幼稚園です。創立者・奥田健次理事長は、一般社団法人日本行動分析学会の理事など を歴任し、子育て支援や教育相談、発達相談などで国内外から注目されている心理臨床家です。日本国内にとどまらず、国際的な場で臨床相談活動をしている姿 はしばしばテレビなどでも紹介されています。創立者の豊富な経験を活かして、2018年に学校法人西軽井沢学園サムエル幼稚園を開園しました。教育、福祉、医療各界の実力派の医師や教授、タレント関根勤さんなどの著名人が数多く推薦人に名を連ねており、全国から注目されている笑顔あふれるユニークな幼稚園です。

Q 発達障害児のための幼稚園ですか?

A いいえ。サムエル幼稚園はインクルーシブ教育を行っており、発達障害のある子も、発達に特に遅れのない子(いわゆる「定型発達児」)も、毎日元気に通っております。

Q 健常児と障害児が一緒の保育では、健常児にとって学習内容が物足りなくなりませんか?

A まったくそんなことはありません。サムエル幼稚園は長野県で一番小さな定員(3学年で計35名)の少人数でアットホームな幼稚園です。すべての人にそれぞれ得意-不得意があるように、子ども一人ひとりにもそれぞれの発達課題があります。一人ひとりの個性や能力が尊重され、個別の発達ニーズ(個人のスキル、個人の学習ペース)に基づいて、きめ細やかな保育・教育支援を行うため、それぞれが着実に力を付けていきます。事実、入園後に発達障害のある子の認 知・言語・社会・運動などの遅れは着実に改善されていますし、発達障害のない子のこうした発達的な側面や情操面でも大幅な成長がみられます(他機関で行われる発達検査や知能検査でスコアアップが確かめられています)。サムエル幼稚園が、個別教育プログラムを重視し、『学習促進の原則』を用いているので当然の成果であるといえます。

Q 行動分析学を用いるとは?

A 行動分析学を応用した応用行動分析学(ABA:Applied Behavior Analysis)をベースにした教育や保育を行っています。保護者に対する指導や支援も同様です。ABAは『ABA療法』といった発達障害専門の療育方法を指すものではありません。ABAは、発達障害児者への支援領域に留まらず、教育、子育て、スポーツコーチング、企業コンサルティング、医療、リハビリ テーション、産業、自然資源保全、動物との共生、老年学など、とても幅広い領域で活用されています。行動分析学の基本的なスタンスとしては、ポジティブ行動支援(PBS:Positive Behavior Support)が用いられています。サムエル幼稚園全体としては、スクールワイドなポジティブ行動支援(SW-PBS:School Wide Positive Behavior Support)に取り組んでおります。

 教師や親にとって「目に余る不適切な行動(望ましくない行動)」は、ついつい止めさせたいものとしがちです。サムエル幼稚園では、これらの望ましくない行動を「やめさせたい」と考えるよりもまず「適切な行動を増やしたい」というスタンスを取ります。適切な行動を増やしていくことで、結果として望ましくない行動は(生起する必要がなくなるために)確実に減っていきます。事実、国内・海外でPBSによる実践の成果は数多く報告されており、サムエル幼稚園でも日々成果を上げております。その成果は、国内や海外の学会でも発表・報告しております。

Q いつでも見学ができますか?

A セキュリティ上の観点から、いつでもどなたでも見学できるわけではありません。原則、入園を検討しておられる方には、入園説明会やサムエルwith Kids(未就園児体験クラス)にお越しいただいております。どうしてもご都合がつかなかった方は、見学のご希望をご相談ください(見学許可が下りました場合にのみ、見学が認められます)。教育や福祉機関等の専門機関の関係者による見学の希望は、サムエル幼稚園のホームページからお問い合わせ下さい。

Q 保護者教育に力を入れるとは?

A 創立者・奥田健次理事長の掲げた『親子ともによい育ち』にみるように、サムエル幼稚園では子どもの育ちだけではなく、保護者が共に子育てを通して育つことを重視しています。創立者がこれまで国内外で実践した子育て支援や教育についての膨大な経験を活かして、現代社会に欠如した大人の役割としてのペアレンティングスキルを提供します。保護者向けに開催される定期的な研修会のみならず、通常の保育の機会でも必要に応じて子育ての悩みや対応方法の相談を受けています。従来の訪問型の教育相談セッションでは年間の相談回数は限られますが、幼稚園では日々、教育相談の場となっているといえます。ペアレントトレーニング、ペアレントメンター、子育てのイライラなど養育者のアンガーマネジメントなど、ここにも少人数の幼稚園の利点を活かして高度で専門的なアドバイスを受けることも可能です。

Q 卒園後の支援について

A 卒園後の支援についても、長野県で最も小さな定員のサムエル幼稚園ではその利点を最大限に活かして十分なサポートが得られます。小学校1年生問題、登校しぶりやいじめ、学業面や社会面での相談サポート、ソーシャルスキル、進路・適性、余暇支援、きょうだい支援、就労支援など、これらのアドバイスも行動分析学に基づいた内容となっています。

Q 年長児になりますが、入園は可能でしょうか?

A 残念ながら、年長児では1年間の保育しか提供できません。そのために、お断りしております。少なくとも、年中児になる4月入園からの2年保育、年少児からの3年保育を受けられる園児を募集しています。

Q 県外からも受け入れは可能でしょうか?

A はい。実際、開園の初年度から長野県外から移住されて入園した園児と家族もおります。2年目以降も県外から『親子ともによい育ち』を求めて、入園予定の家族もおられます。入園説明会にお越しいただき、その際にご質問をいただければ地域的な情報をご案内できます。

Q 延長保育はありますか?

A あります。延長保育は朝8時から夕方18時まであります(別料金)。延長保育を利用することで共働きのご家庭にも気兼ねなくサムエル幼稚園を選んでいただいております。ただし、夏休みなどは他の幼稚園と同様に長期休みがあります。近隣の託児サービスなどを紹介しますので、ご相談下さい。

Q 制服等にかかる費用は?

A 2018年に入園された園児ですが男児(61,128円)女児(65,556円)となっております。これには、テーラージャケット、ズボンまたはジャンパースカート、ブラウス(長袖、半袖)、ネクタイ、制帽子(冬用、夏用)、遊び着、体操服(上下)、体操帽、制カバンの値段となっております。昨今、海外で大量生産された廉価なものが用いられることが多いようですが、サムエル幼稚園の制服はすべて日本国内の制服メーカーによる正真正銘の国産テーラーメイドです。特に、ジャケットは日本国内で採用している幼稚園は他に1園しかなく(2018年4月現在)、胸ポケットのエンブレムはサムエル幼稚園のオリジナルロゴワッペンが刺繍されています。親戚の冠婚葬祭にそのまま着用できるほどの正装ですので、冠婚葬祭のたびに衣装を購入する必要がないと大変好評です。 入園説明会にお越しいただければ、サンプルをお見せいたします。

Q 幼稚園エンブレムは?

A 日野自動車、清水建設、レック株式会社、ホテル・センチュリー、宮城明泉学園などのロゴマーク作品で著名なロゴデザイナー、飯守恪太郎氏によるオリジナルデザインです。

Q 「幼児教育・保育の無償化」は、行われますか?

A 2019年10月に実施されるということですが、どのように適用されるのか国や長野県、町から具体的な適用対象などが、まだ明らかにされていません (平成30年10月現在)。現時点では、これらの施策の詳細が具体化されるまで、他の園と同様のスタンスであると言えます。

Q 発達の遅れが気になります。入園後、幼稚園以外での支援はどのように受けられますか?

A サムエル幼稚園には『児童発達支援事業所ハンナ(以下、児発ハンナ)』が併設されております。この事業所が幼稚園内にあるというのは、大変めずらしいことです。児発ハンナを利用するためには受給者証が必要となります。サムエル幼稚園と児発ハンナは業務提携をしており、児発ハンナで指導を受けた課題や方法が、サムエル幼稚園での日々の生活の中でスタッフ間でも共有されているため、園児は毎日、正しい方法で支援を受けることが出来ます。対象となる幼児には、できるだけ早期支援が開始できるよう児発ハンナにお早めにお問い合わせください。

Q サムエル幼稚園で教育(幼稚園)実習は受け入れ可能ですか?

A 受け入れ可能です。ただし、長野県で一番小さな定員の幼稚園ですので、受け入れ人数には限りがあります。ご希望の方は、お早めにお問い合わせ下さい。

Q サムエル幼稚園で就職をしたいのですが?

A 欠員が出れば随時、正規職員(幼稚園教諭免許を保持していること)やパート職員(幼稚園教諭免許を保持していることが望ましいが必ずしも必要ではない)を募集しますので、サムエル幼稚園のホームページ採用情報をご確認下さい。学生で就職を希望しておられる方は教育実習を、社会人で転職を考えておられる方は行動コーチングアカデミーが主催する「保護者・実践家向け合宿」や「行動分析学道場」などの合宿研修を受けていただけると、採用に向けての第一歩となるかもしれません。行動分析学を用いたユニークな幼稚園であるため、行動分析学に関する知識や技能が少しでも事前に身に付いていると有利かもしれません。創立者・奥田健次理事長の著訳書をお読みいただくことはもちろん、合宿等の研修情報については理事長のブログやホームページなどをご覧下さい。

 

 

 

 
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